相談のお相手
男性・20代・長野県在住。
てんかん持ち。服薬治療中。
料理人の仕事に就いている。
今回は、看護師の奥さんも一緒に、オンライン相談にご参加して頂きました!
主なお話内容
- てんかんを持っている人が周りにいないので、話し相手がいない。
- てんかんがあることで、会社をクビになったこともある。
- これからてんかんの人でも働けるような職場を提供していきたい。
- 偏見差別がなくなっていけばいいと思う。
- てんかんがもっとメジャーになれば。
この方は、大人になりてんかん発作が出て、仕事の面でも苦労されたとのことでした。
現在も薬を飲みながら、料理のお仕事をしていらっしゃいます。火や包丁を使うことで、リスクを伴いますが、それでも周りの人の理解があり、働けているとのこと。
そして何よりも、料理に対する思いがすごく感じられました。
「てんかんを持っていても、これだけのものを提供できるということを証明したい!」
ちから強い言葉で言って頂き、とても輝いて見えました…!!
そして今後の目標として、
「同じように、てんかんを持ちながらも料理の道を目指す人のために、そういった環境作りもしていきたい。自分のお店を持ち、病気で苦しむ人を雇用することで、自信をつけさせてあげたい。」
そう語って下さいました。
なかなか考えられることではないと思います。
このように考え、行動してくれる人がいれば、病気で悩む人が生きやすい世の中になっていくと思っています。
応援しておりますので、一緒に目標を叶えられるように、頑張っていきましょう!!
僕が感じたこと
やはりもっと世間の人が、てんかんを知ってくれていれば、住みやすい世の中になるのかなと感じました。
特に、職場の中で、理解のある人が1人でもいれば、仕事に就けるのかなと思いました。
もっと、てんかんが世間に広まるように努めていきたいです…!!!
アンケートより
【何か心に残る言葉はありましたか?】
「影響力のある人がてんかんを公表するか、そういう立場になれるように頑張る」という話は、凄い困難なことかもしれないけど、多くの人が知ることの出来る貴重で大きなアクションだと思いました。
【今後の生活で活かしてみようと思えることはありましたか?】
もっとポジティブな情報を広めていけるように日頃から心がけたいです。 気をつけなきゃいけないこと、難しい事も見方を変えればポジティブに考えられると思うので常にブレずに生活して行きたいです。
【相談会全体のご感想や、中村へのメッセージなどがあれば、お聞かせ下さい。】
相談と言うより自分の希望や夢を語るだけみたいになってしまいましたが、こういう話は実際にてんかんを持っている人同士と話して実になるものだと思うので、すごく有意義な時間になりました。
やはりてんかん持っている人同士との交流はなかなか無いかもしれないけど、何らかの形で開催できるなら頑張りたいし、自分の夢を諦めないでいたいなと思いました。
生の情報を伝えあったり自分の今を人に直接届けられると、不安も少しは消えて希望が見えてくると思うので、 みんなが集まれる機会作れたら是非作っていただきたいと思います。
相談会にご参加頂き、ありがとうございました!
いつか、料理食べにいきます(^^)
※本内容は、ご本人様に了解を頂いた上で、公開しております。相談会の内容を同意なく公開することはありません。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
当ブログは「てんかんを持っている方に元気や勇気を届けたい」という思いで運営しております。
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「癲癇」と「転換」
どちらも読みは、”てんかん”。癲癇という病気の見方や考え方を、プラスな方向へ転換させたいという思いから、”てんかん講師”と名乗っています。
僕自身が、癲癇になって、人生が何度も転換していった。(悪い方へも良い方へも)そんな経験を伝えていきたい。#てんかん #ミレラボ
― てんかん講師 中村真二@6/8東京 6/29浜松,名古屋 (@nakamur809) 2019年4月20日
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