てんかん患者のてんかん患者によるてんかん患者のためのブログ
お酒を飲まなくなって得られた4つの大切なもの。

てんかん講師の中村です。

 

 

今日は質問から。

あなたが、最後にお酒を飲んだのはいつですか?

 

 

お酒をやめるというよりかは、飲まない方がいい。

 

てんかん

 

僕はてんかんになって、毎日デパケンという薬を飲んでいます。

「薬の効き目に影響が出る可能性があるので、過度なアルコール摂取は控えるように」ということは医師から言われていました。

 

アルコールは抗てんかん薬の代謝に影響します。相乗作用で眠気やふらつきなどが強まる可能性があります。睡眠深度を浅くする可能性もあります。過度のアルコール摂取は控えたほうが良いでしょう。

てんかん情報センターより

 

なので、もともとそんなに飲まないようにしていたのですが、ここ2年くらいでそれが更に加速しました。

理由は特にありませんが、そもそもお酒はあまり好きではありませんでした。

 

最後にお酒飲んだのがいつか思い出せないくらいです。笑

 

お酒を飲まないようになって。

 

てんかん

 

お酒を飲まない生活を送っていると、自分の生活に色々な良い影響が出ていることに気がつきました。

 

その中でもこれから紹介する

・時間

・お金

・人柄

・本質

の4つは、特に良い恩恵だと思っています。

 

「お酒やめたほうがいいかな」なんて思っている人の参考になればと思います。(いるのかな 笑)

※「お酒を飲むのをやめろ」と言う気は全くありません。

 

 

お酒を飲まなくなって得られたもの①【時間】

 

 

あなたが飲みに行くときに、どんな人を飲みに誘いますか?

誰か1人を思い浮かべて見てください。

その人って、お酒飲む人じゃないですか?

 

 

僕は今までの経験上、

お酒を飲む人は、お酒を飲める人と飲みたい

と思っています。

 

実際に、僕は飲みに誘われることが非常に少ないです。笑

職場から1分歩けば飲屋街なのにも関わらず。

(”友達少ないだけだろ”という可能性は考えずに。)

 

それによって、自分の時間を大いに確保できます。

その時間を、読書や勉強、趣味にあてることができます。

 

”飲まないキャラ”が定着したことで、飲みに行く機会自体が減ったのです。

 

 

お酒を飲まなくなって得られたもの②【お金】

 

 

これは単純にお酒に使うお金が浮くということですね。

 

日本では、アルコール摂取量の平均は年間人口当たり7.2リットルに上り、飲酒習慣のある人に限ると、男性は平均13.7リットル(1日に缶ビール2.1本)、女性は平均6.7リットル(同1本)のアルコールを消費している。

アルコールを飲みすぎてない? 知っておきたい「飲酒ルール」より

男性の場合、1日に約缶ビール2.1本の消費。

 

1本250円だとすると・・・1日525円!

1ヶ月だと・・・15,750円!!

1年だと・・・189,000円!!!

 

 

もちろんお酒の代わりに飲み物を買えばその分お金が掛かるので、まるまる浮くということではありませんが、それでも大金です。

 

ちなみに僕は普段お茶か水を飲んでいます。

飲み物に掛けるお金は、月にせいぜい1,000円くらいでしょうか。

 

それを考えると、だいぶ変わってきますね。

 

 

お酒を飲まなくなって得られたもの③【人柄】

 

 

人柄というと、語弊があるかもしれませんが、僕はお酒で身を滅ぼす人を多く見てきました。笑

 

・記憶を無くす

・暴力的になる

・吐く

・二日酔いになる

 

お酒は適度に飲まなければ、非難の対象になりかねません。

”お酒を飲んでいたから・・・”では済まされないこともあります。

 

その点、お酒を飲まなければ、そのようなことにはなりません。

 

いつでも冷静沈着。

お酒での失敗とは無縁な生活を送ることが可能になります。

 

 

お酒を飲まなくなって得られたもの④【本質】

 

(文章が衝撃的過ぎて、どこで撮ったかは忘れました。。。)

僕はこれが1番大きいと思っています。笑

 

 

お酒の場でその人の本質が分かると思っています。

酔っ払ったときに人間性が出ます。

 

・愚痴っぽくなる人は、承認欲求が高い(なのかなぁ)

・説教を言うようになる人は、プライドが高くて優位に立ちたい(のかなぁ)

・態度が大きくなる人は、普段から溜め込むタイプ(なのかなぁ)

・暴力的になる人は、あまり論理的ではない(のかなぁ)

・ボディタッチが増える人は、スケベ(なのかなぁ)

 

と考えています。(すべて僕の憶測です・・・笑)

 

客観的に人を見れるので、その人の本質が分かるようになっていきます。

 

逆に、お酒を飲んでも普段と変わらないような人は、とても共感が持てます。

もともと人間観察が好きなので、お酒を飲んだ時の言動はとても参考になります。

 

お酒なんてなくても、人生楽しめる!

 

 

いかがだったでしょうか?

当たり前のこともありますが、実際に体感してみると、「思っていたよりも大きな影響があるなぁ」と気付かされます。

 

 

てんかんになって、お酒を飲まないようになりましたが、あくまで僕が個人的に選択したことです。

うまく付き合うことで、お酒を楽しむことも当然可能です。

自分の好きなことを抑えてしまうのも、またストレスになってしまうので、上手に付き合っていくことが大切です。

 

 

 

僕は以前、

「お酒飲まないの?人生半分損してるよ」

と言われたことがあります。

 

そのとき

「酒なんて飲まなくても、あんたの10倍人生楽しんでやるよ!*****!」

と強く思いました。笑

 

いかに人生を楽しむか。そこにフォーカスして生活を送っていった結果、

今となっては、お酒がなくても心の底から人生を楽しんでいます。

 

お酒が飲めなくなったとしても、他で楽しみを見つけるまでです。

 

 

お酒がない人生に、乾杯!(お茶で。)

 

 

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