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まるで自分の人生が「不幸になれ」ってしつこく迫ってくるようなときでも、大きな幸せを掴むことは十分にできる。

まるで自分の人生が「不幸になれ」ってしつこく迫ってくるようなときでも、大きな幸せを掴むことは十分にできる。

笑顔を届けるてんかん講師の中村真二です。

 

・もしかしたら死んでいたかもしれない

・一生歩けないかもしれない

・この先仕事に就けないかもしれない

もし、あなたに受け入れられないような現実が迫ったら、何を考えますか?どうやって立ち直りますか?

 

ネットで見かけた記事に、立ち直るためのヒントがありました。

20歳で下半身まひに…スカイダイビングで「空から落ちた」若者の壮絶な復活劇

 

 

20歳の時にスカイダイビングで事故に遭い、一命は取り留めたものの、下半身まひとなったオーストラリアに住むエマ・カレイさん。絶望と辛いリハビリを乗り越え、彼女が再生するまでの感動ストーリーをコスモポリタン イギリス版から紹介します。

 

20歳で下半身まひに…スカイダイビングで「空から落ちた」若者の壮絶な復活劇

 

スカイダイビングで事故に遭い、下半身まひになってしまったエマさん。

1年以上の苦しいリハビリを乗り越えなんとか足を動かせるようになったものの、後遺症の影響でケガをした部分より下の感覚はなく、自ら排尿を行えなくなってしまい毎日10回以上も失禁するようになってしまったそうです。

さらには、大学に進学し就職する予定も変更を余儀なくされ、人生をリハビリと物理療法通いに捧げなくてはなりません。

 

 

一度の事故で人生が大きく変わってしまったエマさんですが、この記事の中では数多くの勇気をもらえる言葉が書かれていました。

 

エマさんが事故の経験から学んだこと

 

 

幸せは自分の意思次第。まるで自分の人生が「不幸になれ」ってしつこく迫ってくるようなときでも、大きな幸せを掴むことは十分にできる。

 

 

痛みは本当に価値があるもの。ケガをしていたときに私が足やお尻の痛みを感じていれば、今のような状況にはなっていなかったはず。物理的・精神的に感じる痛みに気付いて、自分の身体と心が訴えている異常を感じ取って。

 

 

あらゆる移動手段はありがたいもの。車椅子に座るのでさえ恵まれたことなのに、数日前まではそれがありがたいなんて考えもしなかった。

 

 

身体を癒すには笑いが最良の特効薬。顔が痛くなるくらい笑わせてくれる人のそばにいて。その友情がどんな薬よりも効果的だから。

 

 

学ぶことを忘れないで。悪いことは、単に悪いから起こるわけではなく、私たちに何かを教えるために起こる。それを無駄にしないで。

 

エマさんの言葉から学んだこと

 

 

一つの出来事で人生が大きく変わってしまったエマさんですが、環境や状況が大事なのではなく、自分の考え方や行動こそが大切だということを教えてくれました。

 

これは僕も似たようなことを思います。16歳でてんかんになり、14年が経とうとしています。(2019年5月現在)

 

始めはてんかんを受け入れなくて、悩み苦しむ日々を過ごしていました。しかし、今となってはてんかんから多くのことを学ぶことができています。

 

なくなったものを嘆くのでははなく、まだあるものに感謝すること。
それこそが、受け入れられない現実を受け入れて、前を向いていく一つのキーポイントなのかもしれません。

 

もし、受け入れらないような困難に直面してしまったら、エマさんの言葉を思い返して欲しいと思います。

 

入院していたとき、選択を迫られているって考えたのをはっきり覚えている。走れないこととか脚の感覚がないこととか、自分が失ったものについてクヨクヨ悩むか、自分に残されたものについて考えるか。私にはまだ腕だって視力だってある。できることはまだいくらでもあって、一歩間違えれば命を落とすところだったことを考えれば、それってとてつもなく運のいいことだわ。

 

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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