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「ワンダー 君は太陽」から学ぶ、人と接するときに大切にしたい”見る”ということ。

「ワンダー 君は太陽」から学ぶ、人と接するときに大切にしたい”見る”ということ。

てんかん講師の中村真二です。

たった今、「ワンダー 君は太陽」という映画を観ました。

 

ワンダー 君は太陽


「僕は普通の10歳の子じゃない」–オギーは遺伝子の疾患で、人とは異なる顔で生まれてきた。27回の顔の手術のせいで自宅学習を続けてきたオギーだが、両親は息子を外の世界へ送り出そうと決意する。だが、5年生で入学した学校で、オギーはいじめや裏切りなど初めての困難と出会う。幾度もくじけそうになりながら、家族の愛を勇気に変えて立ち向かうオギーの姿に、周囲の人々が変わり始める。そして忘れられない1年を締めくくる修了式の日に、最大の出来事が待ち受けていた──。

 

 

予告見た段階で泣きそうでしたが、ボロ泣きしました。

この映画の特徴は、色んな人の場面から物語を描いているということ。

 

見た目にコンプレックスを持ち様々な困難に立ち向かう主人公のオギー、

周り流されてオギーを傷つけてしまうジャック、

両親が弟のことばかり気にして寂しい思いを感じながらも、それでも弟を支える姉のヴィア、

 

などなど登場人物がどんな想いを抱いて、その行動や態度を取ったのかが分かります。

 

 

「僕は普通の子じゃない」

この言葉は僕自身も自分に言ったことがあります。

てんかんを持っていることで何度も悩み、苦しみました。

 

けれどこの映画の主人公であるオギーのように、周りの人たちの支えによって、今生きていることができています。

 

僕のことをいつでも応援してくれる友達、

どんな時でも味方でいてくれる家族、

困った時には嫌な顔ひとつせず力を貸してくれる同僚や、コミュニティのみんな。

 

誰かがいるから頑張れる。

誰か一人でも認めて支えてくれる人がいれば

それだけで頑張れる。

 

この映画を観て、改めて気づかされました。

 

 

 

映画に出てくる素敵な言葉の数々

映画の中に格言や名言として出てくる言葉があるのですが、どれも素敵なものばかりでした。

 

 

”正しいこと、親切なこと。選ぶなら、親切なことを”

 

正しいことよりも、大切なことがあるんだなぁ。

と感心させられました。いつでも親切な人でありたいと思います。

 

 

 

”偉大さは、強さの中にはない。強さを正しく使うことの中にある。

最も偉大である人とは、自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている”

 

見た目や中身が大事ではなくて、それをどう使うのかが大事。

僕も自分の魅力で、たくさんの心を動かせれる人になりたいです。

 

 

 

”人をいたわれ。みんなも闘っている。相手を知りたかったら、やることは1つ。

よく見ること”

 

よく見ること。

本当に大事です。みんながみんな何かといつも闘っているし、それは決して表に見えるものだけではないのです。

目に見えないものと闘っている人はたくさんいます。その人を理解するためにも、よく見ることが大切なんですね。

 

 

「観て良かった」と心から思える映画でした。

1時間45分22秒の時間の中に、家族の愛情、友情、勇気が、至る所に散りばめられていて何度も泣けます。

是非観て頂きたい映画です。

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