笑顔を届けるてんかん講師のリンカーン中村です。
今日は僕の人生を大きく変えた男、木梨憲武さん(とんねるず)の個展に行ってきましたー!
【静岡・浜松市美術館】
木梨憲武展、本日ついに開幕です!来館予定の皆様、お気を付けてお越しくださいね☆なお、本日は開会式の後、10時開場となります!よろしくお願いします!#木梨憲武展 #浜松市美術館 #10時開場 pic.twitter.com/Nn6aUljyPp— 木梨憲武展 (@kinashiten) 2019年7月12日
とんねるずは、お好きですか?
とんねるずの存在は、僕の人生に大きく影響を与えました。
僕の記憶の中で最も古いテレビの思い出が、とんねるずの2人がテレビに写っている姿です。
「仮面ノリダー」。
当時の僕(小学校低学年)は、それを本物の戦隊モノだと思っていました。
「なんか鼻でかいけど、かっこいいー。」純粋な思いで観ていました。笑
そして中学生になってから、本格的に「みなさんのおかげでした」を観るようになっていき、益々ハマっていきました。(そのときにノリダーがノリさんだと知り、驚愕。笑)
毎週録画して、面白いシーンは何度も繰り返して観ました。
もじもじくん、細かすぎて伝わらないものまね、食わず嫌い、全落ち・・・。数々の名企画に、腹筋が破裂するくらい笑わせてもらいました。
しかし、高校1年のとき、僕はてんかんになりました。
「なんでこんな病気にならなければいけないのだろう…。」答えのでないことに毎日悩んでいました。
それでも毎週木曜日21時になれば、そんなことを気にせず、笑える時間がやってきます。
テレビの中の2人はいつも自由で、まるで少年のように、目をキラキラと輝かせています。
「てんかんなんかで悩んでないで、楽しくいこうぜ!!」
そんなメッセージをもらえた気がしました。僕の心を笑いで満たし、勇気付けてくれました。どれほど救われたでしょうか。
特に、ノリさんの飾らない、どこか力が抜けている姿がカッコよくて、とても憧れていました。
「ノリさんみたいな大人になりたいなぁ。」と思い、ハンチングを買っては、よく被ってました。笑
そんな憧れのとんねるず、ノリさんの個展が、地元浜松で開催!!!!!初日に行かなくてどうする!!!!
誘った人にことごとく断られて、前売り券も買いそびれたけど、1人で行きますよ!!!!!!!
”初日なら、ノリさんに会えるかも…。”そんな期待を抱きながら。
まさかの列間違い!?
会場は、浜松市美術館。家からはバスで40分。
初日の開場は、10:00とのことでしたが、一応8:30に着くように家を出ました。
楽しみ〜!!!
しかし、会場に着くとすでに列が…!!
ざっと、100人くらい?とりあえず並びます。
しかし、10分ほど待っていると、
「こちらは前売り券をお持ちの方の列になりまーす。当日券をお買い求めの方は、左の列へお進みくださーい!」
……列、間違えた。
前売り券を買いそびれた愚かな僕は、左の列へ並び直します。ただ、こちらの列は前に20人ほど。
”でもこれ、券買ったら、また前売り券もってる列に並び直さなきゃいけないのかなぁ…。”
そんな最悪のケースも頭の片隅に置きながら、時間が過ぎるのを待ちます。
しかし、列を並び直したことで、ミラクルが起きたのです!!!!!!!オーマイガー。
ノリさんいたーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
当日券購入の列へ並び直したことにより、前の方に進んだ僕は、館内が見える位置まで移動しました。
中を見ると、なにやらテープカット的なものが見えます。
”あれ?これもしかしたら、ワンチャン、ノリさん見れるんじゃね??”
そんな淡い期待を抱いていたら…、ほんとにキターーーーーーーーーー!!!!!!!!!
興奮。
まじ興奮。
スーパー興奮。
小学生のときから、笑いで僕を元気付けてくれた憧れの人が、すぐそこに!!!
ほんとに一瞬だったけど、初日に、前売り券買わずに、1時間30分前に、1人でも来て本当に良かった。
感無量です。
いざ、個展へ。…とその前に。
胸がドキドキしていたら一瞬で開場の時間になりました。5分ほど待って当日券を購入したら、そのまますんなり入れました。
本人を一目見れた興奮さめやらぬ中、館内へ。
「展示は2階からになりまーす!2階からお進みくださーい!」
”はいはい、2階からね。”言われるがままに、目の前の階段へと歩みを進めます。
しかし、5、6段上がったところで、僕は気づいてしまいました。
”1階に、グッズ売っとるやんけ”
階段の左手のちょっとした広場に、グッズ販売スペースが!!!しかも、人はまだ数名。
本来ならば、2階の展示→1階の展示→グッズ、のはずですが、どうしてもTシャツが欲しかった僕は、
”案内のおじさん、ごめん!売り切れ御免!!”
と心の中で叫び、足早に階段を下って、グッズ販売スペースへ向かいました。
しかし、僕の行動を見てかどうか、次々と人がグッズ販売へ集まってきました。
商品を一通り見て回り、Tシャツ、クリアファイル、マグネット、トートバッグを持ってレジへ向かいます。5分ほど待ったら会計に辿り着けました。
が!!!!!!しかし!!!!!!予想だにしないとんでもないハプニングが。
「4点で、7,438円になりまーす。」
”…ちょ、ちょっと待った。6,000円しか入ってないやんけー!!!!!!!!!”
2019年下半期最大のピンチ。果たして切り抜けられるか。
「カ、カードで払えますか?(ガクガク)」
「…すいません、現金のみとなります。」
玉砕!!!!!!!!!
まぁそうですよね。笑
後ろ髪を鷲掴みにされながらも、トートバックを店員さんに返して、会計を済ませました。
金欠という事実が、先ほどまでの興奮を見事に鎮火してくれました。
ただ、”今から並んだら1時間は掛かるんじゃないか…”と思うくらいの列ができていて、自分の判断の良さに、少し元気が出ました。笑
個展風景
少しの元気を取り戻した僕は、落ち着いた状態で、ノリさんの作品を見て回りました。
テーマ達。
ノリさんの人柄に触れる作品の数々に、また、胸が熱くなりました。
僕が取ったiPhoneの写真で伝えるのは、とても心苦しいので、この作品は是非、会場で観て欲しいと思います…!!
でも、これだけ。
ノリダーいました!!!!!!!!
まとめ。新たな夢。
本当に行って良かった!そして、また行きます。
トートバッグを買いに、また行きます!今度は音声ガイドも聴きながらゆっくり回りたいと思います。
そして今日、新たな夢ができました。
会場には本当に多くの人がいて、幼稚園の子どもから、年配の方まで、いらっしゃいました。老若男女を初めて目の当たりにしました。そしてみんながみんな、とても笑顔。
こんなに多くの人に、世代を超えて愛されるノリさん、本当にすごい。
”この人と、いつか一緒に仕事したいなぁ。”
頭によぎってしまいました。人を勇気づけることの素晴らしさを、今日改めて感じました。
僕もこれから、自分と同じてんかんの病気を持っている人に、勇気を届けられるように、もっともっと活動していきます。
そしていつか、ノリさんと一緒に、活動や作品を通して、より多くの人を勇気付けたいなと思いました。
ノリさんに比べたら、まだまだ僕なんてレベル1のスライム。いや、そもそも比べること自体おこがましいですが、いつの日か肩を並べられるように、頑張ります。
どうか待っていて下さい!
新たな夢:「ノリさんと一緒に、仕事をする。」
みなさんも是非、木梨憲武展に足を運んで、ノリさんの人柄に触れてみて欲しいと思います!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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「癲癇」と「転換」
どちらも読みは、”てんかん”。癲癇という病気の見方や考え方を、プラスな方向へ転換させたいという思いから、”てんかん講師”と名乗っています。
僕自身が、癲癇になって、人生が何度も転換していった。(悪い方へも良い方へも)そんな経験を伝えていきたい。#てんかん #ミレラボ
— てんかん講師 中村真二@6/8東京 6/29浜松,名古屋 (@nakamur809) 2019年4月20日
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