笑顔を届けるてんかん講師のリンカーン中村です。
ブラジルにある世界最大の河川には、ピラニアを始めとする多くの危険生物が存在し、未知の大地として、多くの人々を魅了しています。今日もこの地では、多くのハンター達が……、
あっ。そっちのアマゾンでは、ないです。
今日は、ジャングルには似ても似つかない、非常に安心かつ安全なサービスを、てんかん患者という目線から、紹介していきたいと思います。このサービスのおかげで、僕の生活、てんかんに対する考え方はガラリと変わっていきました。
Amazonとは?
1995年創業の米アマゾン・ドット・コム社が世界13カ国で運営する世界最大級のインターネット通販サイト。2000年に日本向けのサイト「Amazon.co.jp」が開設された。取り扱う商品は、書籍やCDから食品、家電まで、2億点を超える。
(コトバンクより)
調査によると、Amazonの国内利用者は5,000万人を超えると言われており、人口のおよそ40%の人が利用していることになります。
すごい利用率ですね。確かに”アマゾン”と聞いて、ジャングルの奥地を思い浮かべる人は減っているのではないでしょうか。
そんなAmazonの大きな特徴として、Amazonプライムという会員制プログラムがあります。
Amazonプライムには、たくさんの特典が付与されて、
・対象の映画やTV番組が見放題のPrime Video
・100万曲以上の音楽を楽しめるPrime Music
・対象の本を読み放題で利用できるPrime Reading
など、これだけでも利用の価値があります。(詳しくはこちら)
その中でも、特に素晴らしい特典があります。それは、対象の商品が、当日もしくは翌日に送料無料で配送されるという特典です。このサービスが僕の生活に大きな変化をもたらしました。
Amazonが僕にもたらしたもの
てんかんが、僕に与えた大きな変化の中に、”移動手段”があります。てんかんを持っている場合、一定の条件をクリアしないかぎり、車の運転を制限されてしまいます。(てんかんと運転について、詳しくはこちら)
僕自身、てんかん発作は7年近く出ていませんが、それでも、車の運転は控えています。
車を運転しないようになると、買い物がとてもネックになります。近くにイオンなどがあればいいのですが、そんなこともありません。
僕の場合、自宅から最寄りのコンビニまで、歩いて20分は掛かります。そうなると車を運転しないって、ほんとに不便なんですよね。
しかし!このAmazonというサービスを知ってから、僕の生活は激変しました。
パソコンの前で、ありとあらゆるものが買えるではありませんか。そして、翌日には自宅に届く。しかも送料が無料。
使うことのデメリットを探す方が、困難でした。
このサービスは、僕の買い物に対する悩みを、いとも簡単に取り除いてくれました。2010年6月に初めて利用してから、早9年。今では僕の生活に欠かせないサービスになっています。
Amazonとの付き合い
僕が初めてAmazonで購入したものは、大好きなアーティストKREVAの横浜アリーナのライブDVDでした。
初めて行ったライブがDVDになって発売されると知り、どうしても欲しくなりました。しかし、近くのCDショップへは車でも30分近く掛かります。歩いてなんて、到底行けません。親に車を出してもらうのも、気が引けます。
そんな僕に、Amazonという希望の光が差したのです。
おそるおそる会員登録を進め、商品を注文します。家に届いてからは、嬉しくて何回も観ました。今でも大切にとってあります。
それから現在(2019年7月)に至るまで、237点の商品を購入しております。その合計金額は、482,105円!もっと利用している方も、当然いると思います。しかし、金額では表せないくらいに、本当に助かっています。
僕は主に、
・日用品(マスク、洗顔、整髪料などなど)
・洋服、靴
・本
などを購入します。
仕事帰りに親に買ってきてもらうという方法もあるのですが、申し訳ないという気持ちから、結局のところ自分へのストレスになってしまいます。
”てんかんを持っていても自分でやれることがある”というのは、大きな自信に繋がっていきました。
不遇を不便に感じさせない世の中になりつつある
買い物に対するストレスがなくなったことは、てんかんに対する考え方を変えるのに大きな影響を与えてくれました。
”てんかんになって、車の運転を制限されたら、生活が不便になる。”
その悩みを1つ解決してくれたのです。
もちろん、車を運転しないことで、仕事や、人間関係にも、影響が出ることもあります。それでも買い物への不安がなくなったことは、大きな1歩だと言えるはずです。
現在は、自動運転の技術もどんどん発達しています。近い将来、車の運転を制限されることの不便を全く感じさせない世の中になるかもしれませんね。
てんかんの持っている二次的な悩みがなくなって、1人でも多くの人が、てんかんを受け入れることができるようになってくれることを願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
当ブログは、「てんかんを持っている方に元気や勇気を届けたい」という、思いで運営しております。
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「癲癇」と「転換」
どちらも読みは、”てんかん”。癲癇という病気の見方や考え方を、プラスな方向へ転換させたいという思いから、”てんかん講師”と名乗っています。
僕自身が、癲癇になって、人生が何度も転換していった。(悪い方へも良い方へも)そんな経験を伝えていきたい。#てんかん #ミレラボ
― てんかん講師 中村真二@6/8東京 6/29浜松,名古屋 (@nakamur809) 2019年4月20日
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