笑顔を届けるてんかん講師のリンカーン中村です。
「いつ死んでもおかしくない…。」
てんかんになって、そう考えるようになりました。そのためにも、1日1日を後悔がないように、意識して生きています。
しかし、仮に寿命いっぱいまで生きたとして、僕に残された時間は、あとどのくらいなのでしょうか?
気になったので、ざっくり計算してみることにしました。
あんまり考える機会はないと思います。参考程度に、見て頂ければと思います。
けど、決して遠くはない答えだと、思っています。
生まれてきてから自由に使える時間はどのくらい?
とりあえず、1人の人間にどのくらいの”自由に使える時間”があるのか、計算してみます。
日本人男性の平均寿命は約81歳です。※女性は約87歳。(参考:厚生労働省 平成30年簡易生命表の概要より)
1年を四角1つとすると、
こんな感じです。結構あるように感じますね。
しかし、ここから自由に使える時間はどのくらいあるのでしょうか?
まず、学校などに通っている時間。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学まで進学したとします。
3歳から幼稚園に通い、22歳で大学を卒業するまでに、19年掛かります。
それぞれ、週5日、8時〜17時までの9時間通っていると計算すると、19年間で41,895時間。
これは、約5年分になります。
次に、働いている時間です。
日本人の1年間の平均労働時間は、1,713時間だそうです。(参考:日本の労働時間は世界に比べて長い?短い?本当の問題点とはより)
大学卒業後の22歳から60歳の定年までの38年間働いたとすると、65,094時間となります。
これは、約7年半分になります。
さて、他に普段消費している時間といえば、睡眠時間があります。
1日の理想の睡眠時間は、7時間と言われています。(参考:健康に良い「睡眠のとり方」)
81年間、毎日7時間の睡眠を取ると、236,520時間となります。
これは、約27年分になります。
睡眠時間、めちゃめちゃありますね。笑
学生の時間、働いている時間、睡眠時間を合計すると、343,464時間となり、約40年分になります。
残りの時間は41年分になってしまいます。
生まれながらにして、自由に生きられる時間は、生きている時間の半分くらいしかないことになります。(ごくり…。)
僕に残された時間は、どのくらい?
ここから、今生きてる年齢を照らし合わせます…。
僕の場合現在30歳なので、人生の約37.5%は生きていることになります。
これは残りの41年のうちの約15年相当になります。
どんどん減っていきます…。
それに加えて、考えなければいけないのが、健康寿命です。寿命の目一杯まで健康でいられるわけではありませんよね。
男性の場合、健康寿命の平均は72,14歳と言われています。※女性は74.79歳(参考:健康寿命とはどのようなもの?より)
ということは、81歳まで生きたとしても、残りの約9年間は、病気などで、日常生活に制限が掛かってしまうのです。
先ほどの図に、9年を加えると…
こんな感じになります!!
僕の健康で自由に生きれらる人生は、残り18年しかありません。(この計算はざっくりしたものであるため、あくまで”参考程度”に考えて下さい。)
大切ではないもののために、生きている時間はない!
“81歳までの平均寿命まで、あと51年かぁ…。”
なんて思っていましたが、実際に健康で自由に生きられる時間は、残り18年…!!
思っていたよりも、ずっと少ないです。。。
しかもこの18年の中には、移動時間や食事の時間、お風呂に入っている時間など、日常生活で必要な時間は含まれておりません。
ということは、実際はもっと短くなります。
そうとなれば、”何に時間を使うのか?”を真剣に考える必要がありますね。
大切な人や、モノのために、もっと時間を使いたいです。むしろ、それ以外のために時間を使うなんて、とてももったいないですね!!
残りの時間を意識した瞬間から、この過ぎ行く一瞬一瞬が愛おしく感じます…。
そして、1つ付け加えるなら、平均寿命まで生きられる保証はどこにもありません。
事故や急病などで、突然この世を去ってしまう可能性もあるのです。
それを考えると尚更、1日1日を抱きしめるくらい、大切に過ごしていきたいですね。
残された時間、どう過ごしていますか?
今回は、人生の残り時間を計算してみましたが、いかがでしょうか?
今生きている、この時間。健康に生きれている、この瞬間。
”後悔がない過ごし方をしている”と胸を張って言えるでしょうか?
行きたくもない飲み会に行っている時間や、家でだらだらとテレビを見ている時間、多くはないですか?
自分の人生にとって、”何が大切なのか”をしっかりと考え、自分の時間をコントロールしていきたいですね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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「癲癇」と「転換」
どちらも読みは、”てんかん”。癲癇という病気の見方や考え方を、プラスな方向へ転換させたいという思いから、”てんかん講師”と名乗っています。
僕自身が、癲癇になって、人生が何度も転換していった。(悪い方へも良い方へも)そんな経験を伝えていきたい。#てんかん #ミレラボ
― てんかん講師 中村真二@6/8東京 6/29浜松,名古屋 (@nakamur809) 2019年4月20日
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