てんかんになって痛感した、笑顔を作ることが大切な理由。

笑顔を届けるてんかん講師のリンカーン中村です。

みなさん、笑っていますか？

大人は1日に平均で10〜15回ほど笑うそうです。あなたは、どうでしょうか？

ちなみに、子供は1日に300〜400回笑っているそうです。笑

僕の人生は、笑顔によって救われました。どれだけ元気、そして勇気をもらったでしょうか。

誰にも平等に与えられた最強の薬、それが”笑顔”なのです。

てんかんの僕を救ってくれた”笑顔”の存在

16歳でてんかんになり、ずーっと海の底を泳いでいるような、暗い気分の日々が続いていました。しかし、そんな僕に元気をくれるものがありました。

それが”笑顔”でした。

テレビで観る、バラエティ番組やネタ番組は、僕を楽しくさせました。

そして、僕が何よりも笑顔でいれる瞬間がありました。それは、友達と一緒にいるときです。

僕がよく遊んでいる友達は、僕がてんかんになるよりも前からの友達ばかりです。みんな、僕のてんかんのことを気に止めず、以前と変わらない態度、表情で接してくれます。

それが、僕にとって何よりも嬉しくて、友達と遊んでいるときは、てんかんになる前と変わらず、ゲラゲラと大笑いをしていました。

この”笑顔でいる時間”は、僕の気持ちを明るくしてくれました。

笑っているときは、てんかんのことを考えることもありません。たった今、目の前で起きていることにのみ集中しています。そして、笑顔になれたことで、てんかんに対する不安も少なくなっていきました。

僕にとって笑顔が、てんかんを前向きに考えるのに、必要不可欠なピースでした。

そして、笑顔には実際に、様々な効果があることが、多くの研究結果からも分かっています。

笑顔はストレスを軽減させる。

実際に笑うことと同様、笑顔を作ることによっても、ストレス解消効果が得られるのではないかと考えられる。（笑いと笑顔のストレス解消効果より）

感情を測定→暗算問題を15分→感情を測定→自分で笑顔or漫才を見て笑うor何もしない→感情を測定

の実験を行なったところ、笑うことでストレス解消の効果があると考えられています。

笑顔は幸せな気持ちにさせてくれる。

笑顔によって、脳内に「エンドルフィン」、「ドーパミン」、「セロトニン」といったホルモンが分泌されることが分かっています。

エンドルフィンとは、人に強烈な幸福感をもたらすホルモン。

ドーパミンとは、やる気や集中力を高めるホルモン。

セロトニンとは、心を落ち着かせ心地よさを生み出すホルモン。

（笑顔の効果より）

笑顔になることで、脳内に様々な物質が分泌され、それらが幸せな気持ちにさせてくれるとのこと。目に見えたらわかりやすいのに。笑

笑顔は楽しくさせる。

楽しいから笑うのではなく

笑っているから、楽しくなるのです。

（割り箸をくわえて漫画を読むと）より

割り箸をくわえながら、漫画を読んでもらったときに、くわえ方によって、漫画の面白さに差が出たという実験。

「笑う角には福きたる」なんて言いますが、本当にその通りなのです。

笑顔を上手く使って、楽しめる毎日を。

「笑顔　効果」と調べてみると、笑顔に関する様々な効果が出てきます。どのページを見てみても、プラスな効果しか書いてありません。ということは、笑顔には、それだけで良い効果があるのです。

実際に僕も、笑顔でいれたことで、気持ち的に大きく救われました。

僕が普段から意識していることが２つあります。それは、

・自分を笑顔にしてくれるものを知っておく。

・笑顔になれる時間を生活に組み込む。

ということです。

何をしているときに笑顔になれるのか知り、それを意識的に行うことが大切です。

僕の場合、Youtubeで好きなお笑い芸人のネタをひたすら観たり、友達と遊ぶ予定を自分で企画したりしています。自分を思い切り笑顔にできる時間を、自分から作りにいくのです。

それが、結果的に僕の気持ちを明るくし、てんかんを前向きに考えることに繋がっていきました。

「てんかんを持っているから、笑顔になれることなんてないよ！」

そんな風に思っている人も、いるかもしれません。けれど、笑顔の効果は、ときに考え方、人生を変えてしまうと感じています。

自分から笑顔になることを意識して、てんかんを持っていたとしても、どうか楽しい毎日を過ごして欲しいと思います。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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