笑顔を届けるてんかん講師のリンカーン中村です。
今回は、「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」永崎裕麻(いろは出版)の3センテンス要約です!
3センテンス要約とは?
「1冊の本を読んでも、そんなに内容覚えられない!」という怠惰な気持ちから、「文章3つくらいなら覚えていられるだろう」と思い、1冊を3文章で要約したもの。独断で要約しております。
「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」を読もうと思った理由
「世界幸福度調査」で世界一になったことのあるフィジー。2018年までの直近4年間で3回も1位を獲得し、幸福先進国と言われています。2018年の幸福度ポイントは92ポイント。ちなみに、日本は54ポイントで18位です。(参考:最新版「世界幸福度調査2018」発表! 直近4年で3度目の王座獲得。圧巻の幸福先進国は?)
幸福先進国と言われるフィジーですが、
- 平均寿命
- 1人あたりのGDP
- 失業率
- 乳児死亡率
これらは、日本に比べると大幅に悪いというデータもあります。
では、なぜフィジーは世界一幸福な国なのでしょうか?
その秘密が気になったので、読んでみることにしました!
そこには、フィジー人の驚くべき実態が綴られていました…。
それでは、「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」の要約を3つの文章でご紹介します。
「所有」から「共有」
「所有」から「共有」に価値観をシフトさせること。そして「共有」から生まれるコミュニケーションをおもしろがること(引用:「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」P116)
正直、僕が苦手とする分野です。苦笑
でも、”共有から生まれるコミュニケーションを楽しむ”というのは、面白いなぁと感じました。何かものを貸すときも、見返りを求めてしまうことがあります。というかそればかりかも…。
でも見返りではなく、その間のコミュニケーションを楽しむことができれば…。心は満たされそうですね!
フィジー人は、モノ、お金、ときには子供まで、他人と共有してしまうことがあるそうです。
中でも、泥棒が盗んだ相手とお金を山分けするというエピソードは衝撃でした。仲間と山分け、ではないですよ。盗んだ相手と山分けですよ!笑 もう意味不明です。
でも、そんな状況下でも”共有”ができるくらい、体に染み付いているフィジー人。すごいです…。
僕も少しずつ共有の感覚を意識したいと思います。
「健康になるために生きているわけじゃないのにね。」
健康は「生きる目的」ではありません。やりたいことを実現するための「手段」でしかないのです。(引用:「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」P201)
フィジーは世界でも上位に入るの肥満国家だそうです。糖尿病が社会問題化しており、糖尿病による死亡数は、世界2位。
ですが当の本人たちは、炭水化物の摂取率が高く、”将来なるかもしれない糖尿病”なんて、全く気にしていないそうです。
その理由は、”今”を楽しむことにフォーカスしているから。
この感覚、なんとなく理解できます。笑
僕は、週に1回、友達とフットサルをしています。これが何よりも楽しくて、毎週楽しみにしています。風邪を引いてても、行きます。雨の日でも「やろうよ!」と言います。
フットサルをした結果、体調が悪化する可能性もあります。
けれど、僕はそれでも良いと思っています。なぜならそれが楽しいからです。
健康は、”目的”ではなく、”手段”。何が自分にとって大切なのかを、考えながら今後も生活していきます。
友達の幸せ分も自分の幸せ分としてカウントできる
フィジー人は「あいつがうらやましいから、俺もがんばって〇〇を実現しよう」という未来思考型ではありません。他人の「今」の幸せを一緒になって素直に喜ぶ現在思考型です。(引用:「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」P256)
この感覚、ほんとに素敵だなぁと思います。
誰かが成功したとき、「おめでとう」とは言いますが、心のどこかでは妬ましい気持ちがあるのも事実です。人の幸せをどれくらい本気で願えるのかって、自分の幸せにも繋がっていくんですね。
フィジー人のように、一緒になって素直に喜ぶことができるようにしたいです。
「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」の感想
・モノもお金も子どもでさえも「共有」する
・「テキトー」に生き「テキトー」を許す
・過去と未来のために生きることをやめて「現在に集中」すること
・他者との「つながり」に価値を置く
(引用:「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」P13)
同じ人間なのに、こうも考え方が違うのか…。
本を読みながら、随所で感じました。フィジー人のエピソードがたくさん盛り込まれていて、どれも日本では「えっ」と思えるものばかりです。しかし、その中にも、笑いだったり、優しさが溢れていて、羨ましく思いました。
幸せは人それぞれだけど、同じ地球に住む、同じ人間が、どういったことで幸せを感じるのかは、とても勉強になりました。
世界一幸せと言われるフィジー人の、非常識な幸福論の数々。幸せを感じるために、参考にしてみるのは、いかがでしょうか?
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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「癲癇」と「転換」
どちらも読みは、”てんかん”。癲癇という病気の見方や考え方を、プラスな方向へ転換させたいという思いから、”てんかん講師”と名乗っています。
僕自身が、癲癇になって、人生が何度も転換していった。(悪い方へも良い方へも)そんな経験を伝えていきたい。#てんかん #ミレラボ
― てんかん講師 中村真二@6/8東京 6/29浜松,名古屋 (@nakamur809) 2019年4月20日
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