言葉は、脳の働きを通して、私たちが自分にかける「魔法」のようなものなのである。
(脳科学者 茂木健一郎「脳科学が証明、社会を動かす「言葉の力」より)
笑顔を届けるてんかん講師のリンカーン中村です。
あなたは普段、どのような言葉を使っていますか?
言葉は大きな力を秘めており、「魔法」とも言われています。
どんな言葉を使うのかによって、考え方や性格に影響が出ると、僕は考えています。
その中でも今日は、使わない方がいいと言われている“NGワード”を紹介します。
しかし、この”NGワード”、意識しなければ普段きっと言ってしまっている言葉だと思います…。
とある本で出会った、NGワード。
次の5つの言葉を言わなければ必ず成功できる。
もし成功しなかったら、そのときは3億円払ってもいい。
「世界の大富豪1000人に聞いた幸せに成功する方法」より
そこまでして、言わない方がいい言葉…。とても気になりますよね。
しかし、その前になぜNGワードは言ってはいけないのでしょうか?
否定を意味する言葉。このような言葉を使用すると、成功を目指している人の心も思考も、シャッターを下ろしてしまい、機能しなくなります。
「世界の大富豪1000人に聞いた幸せに成功する方法」より
成功を収めるような人は、言葉1つでも大切にし、意識的に使っているのですね。
では、そのNGワードとは、一体どんなものなのでしょうか?
5つのNGワード
言葉にすると、潜在意識に働きかけ、否定的になってしまうというNGワード。
それが以下の5つです。
「無理」
「出来ない」
「分からない」
「疲れた」
「面倒くさい」
「世界の大富豪1000人に聞いた幸せに成功する方法」より
いかがでしょう?普段言ってしまっている言葉ではありませんか?
口癖のように言っている人もいると思います。
しかし、これらの言葉はあまり使うべきではないNGワードと言われているのです。。。
言わないようにするための方法
僕はこのNGワードを知って、日常生活で言わないようにしました。しかし、ほとんどがそれまで普通に使っていた言葉だったので、言わないようにするのには苦労しました。。。
僕は言わないようにするために、2つのことを実行しました。
①まずはとにかく言う。
言わないようにするために、まずは、意識して言いまくりました。
誰かとの会話で言うわけではなく、1人の時間にただひたすら呪文のように繰り返しました。笑
「無理出来ない分からない疲れためんどくさい、無理出来ない分からない疲れためんどくさい、無理出来ない分からない疲れためんどくさい………」
反復して言うことで、頭に意識付けました。
意識付けすることで、何気なく言ってしまうようなときにも、意識できるようになりました。
そのおかげで、口から出そうになっても、留められるようになりました。
②言い換える
まずは言わないように意識できたら、その次は言い換えることで、NGワードを使わないようにします。
実際に僕はこのように言い換えています。
「無理」 → 「難しい」、「厳しい」
「出来ない」 → 「ちょっと何とも言えない」、「やったことない」
「分からない」 → 「なんだろうね」、「どうでしょうね」
「疲れた」 → 「やばい」、「キテる」
「面倒くさい」 → 「うわー」、「なるほど」
言い換えることで、表現がマイルドになるのが分かると思います。角が取れたような表現になり、突き放すような感じもなくなります。
ニュアンスは同じでも、色んな言い換えが可能です。
この辺は自分で、楽しみながらできるので、是非あなたに合った言葉を見つけてみてください。
そして、言ってしまったときの対処法も、本の中には紹介されています。
心の中で「キャンセル」とか「取り消し」という言葉を3回唱えて下さい。これによって、潜在意識にインプットされた悪い言葉が抹消されます。
「世界の大富豪1000人に聞いた幸せに成功する方法」より
簡単ですね(^^)
対処法が分かれば、言ってしまったとしても、そこまでストレスを抱えずに済みます。
言葉を変えることで…
この本と出会って8年くらいが経ちますが、それから、NGワードを言わないように気をつけています。
僕自身の感覚的なことかもしれませんが、考え方が前向きになったと感じています。
「無理」を、「難しい」と言い換えるで、どこか自分の中に可能性を残せるようになったり、
「分からない」を、「なんだろうね」と言い換えることで、答えを模索するようにもなりました。
このような些細なことの繰り返しで、考え方や性格が前向きなものに変わっていきました。
そして、NGワードを言わないようにして、気づいたことがあります。
それは、この5つの言葉をよく使う人は、ネガティブな発言や行動が多いということです。
もちろんネガティブなことを言うことが、全て悪いとは言いません。しかし、そのような言動が多い方と一緒にいても、こちらのエネルギーが奪われ、ネガティブな気持ちになってしまいます。
なので、NGワードを連発する人とは、少しずつ距離を置くようになりました。
そうすることで、自分の耳に入ってくる言葉も、変えることができます。
普段何気なく使っている言葉だからこそ、どんな言葉を使うのかを今一度考えて、大切に使うべきです。
「無理」、「出来ない」、「分からない」、「疲れた」、「面倒くさい」
この記事を読み終えてから、是非意識してみて下さい。
自分が言いそうになるのに気付けたり、誰かが言ったのが頭に残ったりすれば、十分です。まずは、意識することから始めてみましょう。
言葉が持つ魔法の力を使うことで、前向きで楽しい毎日を過ごせるようにしていきましょう!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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「癲癇」と「転換」
どちらも読みは、”てんかん”。癲癇という病気の見方や考え方を、プラスな方向へ転換させたいという思いから、”てんかん講師”と名乗っています。
僕自身が、癲癇になって、人生が何度も転換していった。(悪い方へも良い方へも)そんな経験を伝えていきたい。#てんかん #ミレラボ
― てんかん講師 中村真二@6/8東京 6/29浜松,名古屋 (@nakamur809) 2019年4月20日
はじめまして。
中村さんのブログ、毎回楽しみに読んでおります。
1つだけ質問させてください。
100日間ブログを書き続けることで出版につながる
と書いておられましたが、出版社に声をかけて頂く事を待っているのでしょうか?
たとえば当事者が体験談を自費出版した例もございます。
素晴らしいブログなので是非、出版社に声がかかる事を願います。
今後ともよろしくお願いします。
こんばんは!
嬉しいお言葉ありがとうございます…!!!
はい!声を掛けて頂けるのを待っております(^^)